2025-01-19

高原の町へ

先週今週とスペインへ。マドリード、トレド、セゴビアと3都市を訪問し、頭も肉体もパンク寸前。好物のパエリアは変わらず美味かったけれど、カルカムサという肉のトマト煮込みがそれ以上に絶品だった。素焼きの器も良かった。マヨール広場で寒い寒いとガスストーブで暖を取りながらのビールが最高だった。マオウを飲んだ。肉厚ブルブルなマッシュルームの鉄板焼きも良かった。外に居場所がある町は健康だなと思う。街を彩るストリートミュージシャンの楽器がいろいろで、ギター、ウクレレ、チェロ、ハープ、ダルシマー…足を止めて聴き入った。その場所にどんな時間が流れているかということが、どんな空間ができたかよりも遥かに重要だと身を持って感じた。高台から見た丘陵地帯に広がる郊外の風景は美しかった。広大な耕作地の中に点在する住宅の健気な感じがたまらなく良かった。レストランの定員は客にお構い無いで鼻歌を歌っているし、美術館のスタッフはずっとずっと喋ってる。その緩さも心地良かった。旅先の道中では年始に帯買いした本を読んでいた。「どんな風景のなかに生きていたいのか」というコピーに惹かれた。帰国後の空港バスの車窓に広がる奥浜名湖を見て、心の底からほっとした。都心の夜景ではなく、昼間の海(湖)を眺めていたい。今はそんな感じなんだろうと思う。息の長いものに触れまくり、良い年始のスタートになりました。
今朝はタグラグビーの東海大会。気温10℃。東海4県の代表が総当たりで試合をする。愛知代表とは練習試合で何度も対戦してきたけれど、力及ばず、その他は快勝し、準優勝で全国大会出場を決めた。保護者の方々も大興奮で、今晩はどの家庭も祝賀パーティーが開かれているんじゃないかな。夜はショップ主催の新年会。昨年と同じく、近くのホルモン屋にて。ホル中(ホルモン中毒)炸裂で、吐きそうなくらい食べる。楽しい会でした。

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