2022-06-26

半島のレース

今朝は湖へ。気温28℃。三年ぶりに「レイクハマナトライアスロン2022」が開催されるということで、その見学に。スタート前に公共駐車場に行く。テントとバナー、バイクラックに大量のロードバイク、アップテンポのBGM、どれもイベントらしい。見慣れた町が一日にして様変わりする感じは祭に似ている。大学の頃の海の家のバイトも、お台場でのライブスタッフも、イベントが持つ即興性に惹かれていたんだろうなと思う。店長にばったり会って立ち話。この大会は250人くらい参加しているみたい。店長はスイム後にバイクへ向かうトランジションで、選手にホースで水をかける役らしい。スイム1.5kmがスタート。ウェットスーツを着た選手が一斉に泳ぎ始める。潮の流れに逆らって泳ぐのは見た目以上にキツそう。スイムが一番キツそうですね~と言うと、ウインドで行っちゃえばいいじゃないか!と店長が言う。またまたご冗談を。泳ぎ終わった選手が続々とビーチへ上がってくる。バイクへ向かうトランジションで、ほとんどの選手が裸足でアスファルトの上を走っている。休むことなくバイク40km。場所は湖から湖沿いの道路へと変わる。自動車のための道をロードバイクが疾走している様子は新鮮だった。最後にラン10km。日差しが強くて倒れる人が出るんじゃ無いかと思っていると、突然に雲行きが怪しくなり、そのまま雨が降る。暑さを和らげるような雨は、選手の頑張りを後押しするようだった。トライアスロンは場所ありき、天候ありきの、環境と一体となったスポーツなんだろうと思う。文化や芸術も良いけど、やっぱりスポーツも良い。

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