2022-10-09

稲穂

祭から一週間。ここ一ヶ月くらいは地域全体が忙しなかった。盆明けから少しずつ祭モードにシフトして、子どもたちが、友人たちが、地域の方々が、日々の生活の一部を祭の準備や練習に充ててきた。そんな祭シーズンの様子も昨夜のばんばらい(打ち上げ)で一段落。町が通常運転に戻った感じがする。今朝はタグラグビーの練習へ。気温22℃。祭の感想を子どもたちに聞いてみる。大太鼓を叩いた小6男子たちには特に印象に残る祭だったみたい。祭当日に町内で声をかけてくれたり、写真を撮ろうと言ってくれたり、気軽に接してくれる子どもたちとのコミュニケーショが、これまでの祭とは違って新鮮だった。練習後は町内を走る。町外れの田畑が広がるエリアへ行くと、青空を背に田んぼ一面が色づき出している。収穫が終わっている田んぼもぽつぽつとある。稲刈り後の落ち穂をついばむ鳥は大喜び。もっともっと当たり前のことの中に美しさを見出していきたいなと思う。祭の与えるインパクトが大きいことは勿論だけれど、年に一度のイベントに頼るばかりではこの先は無い。とは言え、祭は出るし、地域の活動には可能な限り参加していきたい。目の前のことを全力で楽しみながら、時に悶々としながら、転がっていくしかない。

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