週末は東京へ。気温18℃。疲れた。夕方の新幹線で戻り、喫茶店へ。レイクサイドに建つこの店は、とにかく場所が分かりづらい。でもそれが良い。表通りから小さな看板を見つけて細道に入り、突き当たりを曲がって湖岸沿いの砂利道を進むと見えてくる。見つけると嬉しい気分になる。建物は住宅の二階を改修したと思われる装いで、前庭のアプローチから外階段を上がり、バルコニーから店内へ入る。とにかく奥へ奥へと。着いた先は、ゆったりとした時間が流れている。店内はこぢんまりしていて、大きな滑り出し窓に向かってカウンターが設えてある。窓の先には湖が広がり、夕暮れには店内がオレンジ色に包まれる。時間の流れが遅い場所。各席に双眼鏡が置いてあるのも良い。家庭的なランチプレートやカレーは絶品。セルフのカモミール水の香りも良い。良いこと尽くし。ここで小一時間過ごすのがとても良い。夕日が沈むのを見届けて帰路に。肩の力を抜いて気楽に行きましょう。
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