気付けば連休も終盤。気温22℃。今朝は車庫でロードバイクの手入れをする。洗浄して、注油して、億劫だけどやり始めると楽しくなる。その後は湖へ。3~10m/sの南風。プレーニングの練習。先月から湖畔の養魚池の跡が解体され始めた。役目を終えた産業遺構には当時の暮らしの痕跡が染み付いているはずで、これを残すべきだと感じていただけに、とてもショックだった。この場所にあった情報量の豊かさはそう簡単に取り戻せない。変わっていく今に感性を向けつつも、変わらないことの大切さには常に慎重でいるべきではないかと思う。今後は産官学の研究施設が整備されるらしく、その活動自体には期待したいところだか、ここに似付かないツルツルの建物ができてしまっては、場所の価値は薄れてしまう。部外者の立入りを防ぐためのフェンスが施設を囲うことになれば、町と湖の距離は遠退いてしまう。町の人が湖を感じられる場所が減ってしまう。風景のメンテナンスをするように場所を築いていけると良いんだろうなと思います。
コメントを残す