蒸し暑い朝。気温31℃。コロナの感染者数の増加を受けて、タグラグビーの遠征は中止。致し方ない。通常の練習の後、町内をサイクリング。県道沿いのスイカの販売所を通りかかるが、人影が無い。向かいから覗いていると、裏から店主が出てきて、手招きされる。恐る恐る中へ入ると、小屋の中には、写真、絵、ギター、プラモデル、アマチュア無線、ハチトラのテープなど、夢が溢れている。その場で切ったスイカをご馳走になる。この小屋も自らで建てたと言う。あり合わせの材料で作っていることや、錆びれたトタンが風景に馴染むからと好んで使っていること、屋根は雨漏りしないように新しい波板を葺いていることなど、共感する選択の積み重ねでできている。驚いたのは、道路と高さを合わせるために、古い木製の電柱を使って畑から持ち上げていること。スイカのビーチボールをアイコンにしているのもカワイイ。若い頃に何か集中したことは自分の財産になるぞ!と背中を押される。自らの畑を耕し続けることの大切さを教わったような気がしました。
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