隣町のビーチ

蝉が遠慮なく鳴いている朝。気温31℃。心身が疲れている感じがする。盆明けから忙しない日々が続き、毎日を熟すので一杯一杯。思考が停止してしまっている。今朝は弁天島海浜公園へ。ここは浜名湖と外洋とをつなぐ今切口の近くにあるレジャー客向けの海水浴場。早朝の過ごしやすい時間帯。時より吹く風が心地良い。海の匂い。勢いで来たは良いものの、特にすることは無い。屋根付きのデッキに座って（時々寝転がって）うつろな気持ちで、ただ時間が過ぎるのを眺めるだけ。思い返すと、ここ一年くらい、誰かといる時間が極端に増えて（それはそれでとてもありがたいことだけれど）、一人で出かけたり、考えたりする機会がかなり減っている。たまには一人ぼっちで一息つく時間が必要なんだろうと思う。基本的にはハッピーだけど！それはそうと、海ってやっぱり良い。海辺の大らかさは、とにかく心地が良い。コロナがもう少し落ち着いたら、いろいろな町の海辺に行ってみたいなと思う。そこにはどんな風が吹くか、どんな匂いがするのか、身をもって感じてみたい。日が高くまで昇り、少しずつ人も増えてくる。どうやら、今日はサップヨガやビーチラグビーなどの体験ができるイベントがあるみたい。（後々調べてみると「浜名湖夏フェスタ」というイベントだった。）早朝の静かなビーチから少しずつ人で賑わっていく様子を見ていると、海の家でスタッフをしていた頃を思い出す。人でごった返す華やかなビーチも良いけど、やっぱり朝夕の静かなビーチが良い。というよりも、その時間の移り変わりを眺めているのが好きなんだと思う。帰る前にビーチを端から端まで歩いてみる。点在する日除けが良い味を出している。良い息抜きになった。まだまだ暑い日が続きそうですが、自分のペースでまた頑張ります。